洗濯機から異音がする原因は?音の種類別の対処法と修理を呼ぶ目安

洗濯機トラブル

洗濯機を動かしたときに、急に「ガタガタ」「カラカラ」「キーキー」といった音が聞こえると、故障していないか心配になりますよね。

洗濯機の異音は、洗濯物の片寄りや衣類に入った小物など、自分で解決できる場合があります。一方、部品の摩耗やモーターの不具合が原因の場合は、修理が必要です。

この記事では、洗濯機から異音がする原因を音の種類別に分け、自分でできる対処法と修理を依頼する目安を分かりやすく解説します。

焦げた臭い、煙、強い振動がある場合は、すぐに運転を停止して乾いた手で電源プラグを抜いてください。本体の分解や電気部品の修理は行わず、メーカーや専門業者へ相談しましょう。

洗濯機から異音がしたときに最初に確認すること

  1. 洗濯機の運転を停止する
  2. 焦げた臭いや煙が出ていないか確認する
  3. 洗濯物が片寄っていないか確認する
  4. ポケットに硬貨や鍵などが入っていないか確認する
  5. 洗濯機が水平に設置されているか確認する

異音が発生するタイミングも重要です。「給水中」「洗濯中」「排水中」「脱水中」のどこで音がするかを確認すると、原因を絞り込みやすくなります。

音の種類別に考えられる原因と対処法

ガタガタ・ゴトゴトと大きく揺れる音

脱水中にガタガタと大きな音がする場合は、洗濯物の片寄りや洗濯機の設置状態に問題がある可能性があります。

  • 洗濯物が洗濯槽の片側に集まっている
  • 毛布や防水性のある衣類を単独で洗っている
  • 洗濯物を入れすぎている
  • 洗濯機が水平に設置されていない
  • 本体やホースが壁に当たっている

運転を停止して洗濯物を均等に広げ、量が多い場合は減らしてください。本体を軽く押したときにぐらつく場合は、取扱説明書に従って調整脚を確認します。

片寄りを直しても運転が再開しない場合は、洗濯機が途中で止まる原因と対処法も確認してください。

カラカラ・カチカチと物が当たる音

洗濯槽が回るたびにカラカラと音がする場合は、衣類のポケットに入っていた硬貨、ボタン、ヘアピンなどが槽内で動いている可能性があります。

  • 衣類のポケットを確認する
  • 洗濯槽の底や隙間を目視で確認する
  • 糸くずフィルターに異物がないか確認する
  • ファスナーや金属製の飾りが槽に当たっていないか確認する

見える範囲に異物があれば、安全を確認して取り除きます。洗濯槽の隙間へ入った異物を、針金や工具で無理に取ろうとしないでください。

キーキー・キュルキュルとこすれる音

金属がこすれるような音や高い音が続く場合は、ベルト、軸受け、モーターなどの部品が摩耗している可能性があります。

洗濯物を減らしても同じ音が続く場合や、空の状態でも音がする場合は、使用を中止して修理を依頼してください。本体内部への注油や分解は危険なので行わないようにしましょう。

ブーンとうなるのに動かない音

モーター音のような「ブーン」という音がするのに洗濯槽が動かない場合は、洗濯物の詰めすぎ、排水の詰まり、モーターや排水ポンプの不具合などが考えられます。

  • 洗濯物を減らす
  • 排水ホースが折れていないか確認する
  • 排水口や排水フィルターを掃除する
  • エラーコードを確認する

洗濯槽が回らず水も入らない場合は、洗濯機の給水ができない原因と対処法も参考にしてください。

ゴー・ゴゴゴと低く響く音

脱水時に多少の回転音がするのは正常ですが、以前より明らかに音が大きくなった場合は、軸受けなどの部品が摩耗している可能性があります。

洗濯機の使用年数が長く、空の状態でも低い音が続く場合は、部品交換の費用と買い替え費用を比較したほうがよいでしょう。

給水中にコンコン・ドンと鳴る音

給水が止まる瞬間に配管から「コンコン」「ドン」と音がする場合は、水圧の変化によるウォーターハンマー現象の可能性があります。

蛇口を全開にしている場合は少し絞ると改善することがあります。ただし、強い音が繰り返す場合や配管が大きく振動する場合は、水道業者や管理会社へ相談してください。

正常な音と異常な音の見分け方

洗濯機は給水、洗濯、排水、脱水の各工程で一定の作動音がします。次のような場合は、故障ではない可能性があります。

  • 給水時に水が流れる音がする
  • 排水時にポンプの作動音がする
  • 脱水開始時に回転速度が変化する音がする
  • 衣類のボタンやファスナーが槽に軽く当たる

一方、以前にはなかった音が突然始まった場合、音が徐々に大きくなる場合、強い振動や焦げた臭いを伴う場合は注意が必要です。

自分でできる異音対策

  • 洗濯物を均等に入れる
  • 洗濯物を詰め込みすぎない
  • 洗濯前に衣類のポケットを確認する
  • ファスナーを閉め、金属部品の多い衣類は洗濯ネットへ入れる
  • 排水フィルターや糸くずフィルターを定期的に掃除する
  • 本体と壁や家具の間に隙間を確保する
  • 洗濯機のぐらつきや傾きを確認する

修理を依頼したほうがよいケース

  • 空の状態でも異音がする
  • キーキー・ゴーという音が続く
  • 本体が移動するほど強く振動する
  • 異音と同時にエラーコードが表示される
  • 焦げた臭い、煙、火花が発生している
  • 洗濯槽が回らない
  • 異物が本体内部へ入って取り出せない

修理を依頼するときは、メーカー名、型番、購入時期、音の種類、音が発生する工程を伝えます。可能であれば異音を動画で記録しておくと、症状を説明しやすくなります。

修理と買い替えを判断する目安

購入から年数が浅い場合は、保証期間や延長保証を確認したうえで修理を検討します。長期間使用しており、モーターや軸受けなど高額な部品交換が必要な場合は、買い替えも選択肢です。

異音だけで判断せず、修理費用、使用年数、ほかの不具合の有無、新しい洗濯機の価格を比較して決めましょう。

まとめ

洗濯機から異音がしたら、まず運転を停止し、洗濯物の片寄り、異物、設置状態、排水部分を確認してください。

ガタガタ音やカラカラ音は自分で解決できることがありますが、キーキー音や低く響く音が続く場合は、部品の摩耗や故障の可能性があります。

焦げた臭い、煙、強い振動を伴う場合は使用を続けず、メーカーや専門業者へ相談しましょう。早めに対応することで、故障の悪化や事故を防ぎやすくなります。

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