洗濯機が故障したとき、「修理にはいくらかかる?」「高いなら買い替えた方がいい?」と迷いますよね。
洗濯機の修理費用は、症状や交換する部品、メーカー、機種によって大きく異なります。簡単な部品交換で済む場合もあれば、基板やモーターの故障で高額になる場合もあります。
この記事では、洗濯機の症状別に修理費用の目安を紹介し、修理と買い替えを判断するポイントを分かりやすく解説します。
焦げた臭い、煙、火花、激しい振動、大量の水漏れがある場合は、すぐに運転を停止してください。乾いた手で電源プラグを抜き、水漏れがある場合は蛇口も閉めて、メーカーや専門業者へ相談しましょう。

洗濯機の修理費用はいくら?
家庭用洗濯機の修理費用は、一般的に1万〜4万円程度で収まるケースが多くあります。ただし、基板やモーターなど主要部品の交換が必要になると、5万円以上かかることもあります。
修理費用には、主に次の料金が含まれます。
- 出張費
- 点検・診断料
- 技術料
- 交換部品代
点検後に修理を断った場合でも、出張費や診断料が必要になることがあります。依頼前に、見積もりだけの場合の料金も確認しておきましょう。
症状別の修理費用の目安
ここからは、洗濯機に起こりやすい症状別に修理費用の目安を見ていきます。実際の金額はメーカーや機種、故障箇所によって異なるため、参考としてご覧ください。
給水できない場合:約1万〜3万円
洗濯機に水がたまらない場合は、給水弁や水位センサー、制御部品などが故障している可能性があります。
ただし、蛇口が閉まっている、給水ホースが折れている、給水口のフィルターが詰まっているだけなら、自分で解決できる場合があります。
詳しい確認方法は、洗濯機の水が出ない原因と対処法も参考にしてください。
排水できない場合:約1万〜3万円
排水弁や排水ポンプなどが故障すると、洗濯槽に水が残ったまま運転が止まることがあります。
排水ホースの折れや詰まり、排水口の汚れが原因なら、修理を依頼せずに改善できる可能性があります。まずは目で見える範囲を確認しましょう。
確認手順は、洗濯機が排水できない原因と自分でできる対処法で解説しています。
脱水できない場合:約1万〜4万円
脱水できない場合は、排水系統やフタのロック部品、回転を制御する部品などの故障が考えられます。
一方、洗濯物の片寄りや入れすぎ、洗濯機の傾きが原因で止まっていることもあります。洗濯物を均等に入れ直してから、もう一度運転してみましょう。
詳しくは、洗濯機が脱水できない原因と対処法をご覧ください。
異音や激しい振動:約1万〜4万円
異音の原因が異物の挟まりや洗濯物の片寄りであれば、費用をかけずに改善できる場合があります。
軸受けやモーター、回転部分などが故障している場合は、部品代と作業料が高くなることがあります。金属がこすれるような音や以前にはなかった大きな音が続く場合は、使用を中止して点検を依頼しましょう。
水漏れする場合:約1万〜4万円
給水ホースや排水ホースの緩み、パッキンの劣化など、比較的簡単な修理で済む場合があります。
しかし、洗濯槽や内部配管、本体の底から水が漏れている場合は、分解修理や大きな部品交換が必要になる可能性があります。床への被害が広がる前に、運転を停止して蛇口を閉めましょう。
電源が入らない・途中で止まる場合:約1万〜5万円
電源コードやフタのスイッチなど、比較的小さな部品が原因なら費用を抑えられることがあります。
一方、電子基板やモーターが故障していると、3万〜7万円以上になる場合もあります。高額な見積もりが出たときは、洗濯機の使用年数も含めて買い替えと比較しましょう。
運転中に止まる場合は、洗濯機が途中で止まる原因と対処法もあわせて確認してください。
修理費用が高くなりやすい故障
次のような主要部品の交換が必要になると、修理費用が高くなりやすくなります。
- 電子基板
- モーター
- 洗濯槽やドラム
- 軸受けなどの回転部品
- 乾燥機能に関係する部品
ドラム式洗濯乾燥機は構造が複雑で、縦型洗濯機より部品代や作業料が高くなる傾向があります。修理費用だけでなく、今後何年使えそうかも考えることが大切です。
修理と買い替えの判断基準
修理するか買い替えるか迷ったときは、次の4点を確認しましょう。
使用年数
購入から5年以内で、ほかに不具合がなければ修理を検討しやすいでしょう。一方、7〜10年以上使用している場合は、修理後に別の部品が故障する可能性も高くなります。
修理費用
修理費用が新品購入価格の半分近くになる場合は、買い替えも比較するのがおすすめです。見積もりを取る際は、出張費や部品代を含めた総額を確認しましょう。
補修用部品の保有状況
古い洗濯機は、修理に必要な部品の保有期間が終了している場合があります。部品がなければ、故障箇所が分かっても修理できません。
ほかの不具合の有無
異音、臭い、水漏れ、乾燥時間の増加など、複数の不具合が出ている場合は、1か所を修理しても別の故障が続く可能性があります。
使用年数や故障のサインについては、洗濯機の寿命と修理・買い替えの判断基準も参考にしてください。
修理を依頼する前に確認すること
修理を依頼する前に、次の情報を準備しておくと相談がスムーズです。
- メーカー名と型番
- 購入した時期
- 表示されているエラーコード
- いつ、どのような症状が出るか
- 異音や水漏れが分かる写真・動画
- 保証書や延長保証の有無
保証期間内であれば、無料または少ない負担で修理できる可能性があります。先に販売店やメーカーの保証内容を確認してください。
自分で分解修理するのは避ける
費用を抑えようとして、洗濯機本体を自分で分解するのはおすすめできません。感電や漏水、火災につながる危険があり、分解によってメーカー保証を受けられなくなる場合もあります。
自分で確認するのは、電源、蛇口、ホース、フィルター、洗濯物の片寄りなど、取扱説明書に記載された範囲にとどめましょう。
まとめ
洗濯機の修理費用は、簡単な不具合なら1万〜3万円程度、基板やモーターなどの交換では3万〜7万円以上になる場合があります。
購入からそれほど年数がたっておらず、修理費用も低い場合は修理が向いています。7〜10年以上使用している場合や、修理費用が高額になる場合は、買い替えも含めて比較しましょう。
まずは型番や症状を確認し、保証期間と見積もりの総額を確かめてから判断することが大切です。



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