洗濯機の乾燥が終わらない原因は?乾かないときの対処法と修理を呼ぶ目安

洗濯機トラブル

洗濯乾燥機を使っているのに、「乾燥時間が何度も延びる」「運転が終わっても洗濯物が湿っている」と困ることがあります。

洗濯物が乾かない原因は故障だけではありません。洗濯物の入れすぎ、乾燥フィルターの目詰まり、コース設定、設置場所の換気などを見直すことで改善する場合があります。

この記事では、洗濯機の乾燥が終わらない・洗濯物が乾かない原因と、自分で確認できる対処法、修理を依頼する目安を分かりやすく解説します。

焦げた臭い、煙、異常な高温、普段と違う大きな音がある場合は、すぐに運転を停止してください。乾いた手で電源プラグを抜き、メーカーや専門業者へ相談しましょう。

洗濯機の乾燥が終わらない・乾かない主な原因

乾燥時間が長引いたり、洗濯物に湿り気が残ったりする場合は、次の原因が考えられます。

  • 乾燥できる量を超えて洗濯物を入れている
  • 厚手と薄手の衣類を一緒に乾燥している
  • 洗濯物が絡まったり片寄ったりしている
  • 乾燥フィルターに糸くずやほこりがたまっている
  • 排水フィルターや排水経路が汚れている
  • 衣類に合わない乾燥コースを選んでいる
  • 室温が低い、または設置場所の換気が不十分
  • 給排気口の周囲がふさがっている
  • 乾燥機能の部品が故障している

乾燥容量やお手入れ方法は機種によって異なります。洗濯機本体の表示と取扱説明書も確認してください。

洗濯物を入れすぎていないか確認する

洗濯機は、洗濯できる容量と乾燥できる容量が異なる場合があります。例えば洗濯容量が大きい機種でも、同じ量を一度に乾燥できるとは限りません。

乾燥容量を超えると、洗濯物の間に温風が通りにくくなり、乾燥時間が延びたり湿り気が残ったりします。

洗濯物を半分程度取り出し、絡まりをほぐしてから乾燥し直してみましょう。厚手のタオルやパーカー、ジーンズなどが多い場合は、少量ずつ分けると乾きやすくなります。

乾燥フィルターを掃除する

乾燥運転では、衣類から細かな糸くずやほこりが出ます。乾燥フィルターが詰まると空気が流れにくくなり、乾燥時間が長くなる原因になります。

運転を停止し、本体が十分に冷めてからフィルターを取り外します。表面の糸くずを取り除き、取扱説明書に従って掃除してください。

水洗いできるフィルターでも、ぬれたまま戻すと目詰まりや故障の原因になる場合があります。十分に乾かしてから取り付けましょう。

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フィルターの奥に見えるほこりを、棒や掃除機のノズルで無理に押し込まないでください。本体内部の部品を傷めるおそれがあります。

ブラシを使用するときは、取扱説明書で掃除できる範囲を確認してください。途中で引っかかる場合は無理に押し込まず、内部へ落とさないよう注意しましょう。

排水フィルターと排水経路を確認する

乾燥時に発生した水分を排出する機種では、排水フィルターや排水経路の汚れによって乾燥効率が低下する場合があります。

排水フィルターを外すと水が出ることがあるため、必ず運転を停止し、取扱説明書に記載された手順で掃除してください。

排水口や排水ホースの詰まりが気になる場合は、洗濯機の排水口を掃除する方法もあわせて確認してください。

洗濯物の種類と絡まりを確認する

シーツや布団カバーなどの大きな洗濯物は、ほかの衣類を包み込むことがあります。内側に入った衣類へ温風が届かず、部分的に湿ったままになる原因です。

一度運転を止め、洗濯物を取り出して絡まりをほぐします。厚手と薄手の衣類を分け、乾きにくい衣類だけ追加乾燥すると効率的です。

乾燥機能を使用できない衣類もあります。衣類の洗濯表示を確認し、乾燥機の使用が禁止されているものは入れないでください。

乾燥コースの設定を確認する

「低温」「省エネ」「アイロン」などのコースは、衣類への負担を抑えるため、完全に乾かさず少し湿り気を残す場合があります。

選択しているコースと仕上がり設定を確認し、衣類の量や素材に合ったコースを選び直しましょう。

乾燥時間を手動で設定している場合は、衣類の量に対して時間が短すぎないかも確認してください。

給排気口の周囲をふさがない

洗濯機の周囲に荷物や洗濯かごを置き、給排気口をふさいでいると、乾燥に必要な空気を取り込みにくくなる場合があります。

洗濯機の前後や側面に物を密着させず、取扱説明書に記載された設置間隔を確保してください。

洗面所などの狭い場所では、乾燥運転中に室温や湿度が上がることがあります。換気扇を使用するなど、設置場所の換気も確認しましょう。

室温が低いと乾燥時間が延びる場合がある

乾燥方式によっては、設置場所の温度が低いと乾燥効率が下がり、運転時間が長くなる場合があります。

特に冬場や冷え込みやすい場所では、故障していなくても乾燥時間が延びることがあります。使用可能な室温については、取扱説明書を確認してください。

乾燥時間が途中で延びるのは故障?

洗濯乾燥機は、衣類の乾き具合をセンサーで確認しながら、残り時間を調整することがあります。そのため、表示時間が途中で増えても、必ずしも故障とは限りません。

ただし、少量の洗濯物でも毎回大幅に延長される場合や、長時間運転しても温風が出ない場合は、フィルターの詰まりや部品の不具合が考えられます。

乾燥以外の運転も途中で止まる場合は、洗濯機が途中で止まる原因と対処法をご覧ください。

乾燥後の洗濯物が臭う場合

洗濯物が十分に乾かない状態が続くと、湿気によって嫌な臭いが発生しやすくなります。

乾燥フィルターだけでなく、洗濯槽、排水口、洗剤投入ケースなども確認しましょう。

臭いが気になる場合は、洗濯機が臭い原因と種類別の掃除方法も参考にしてください。

修理を依頼した方がよいケース

次のような症状がある場合は、自分で分解せず、メーカーや専門業者へ相談しましょう。

  • フィルターを掃除しても毎回ほとんど乾かない
  • 乾燥運転をしても温風が出ない
  • 少量の洗濯物でも乾燥時間が極端に長い
  • エラーコードが繰り返し表示される
  • 乾燥中に普段と違う大きな音がする
  • 焦げた臭い、煙、異常な高温がある
  • 電源が落ちたり運転が何度も止まったりする

相談するときは、洗濯機の型番、購入時期、表示されたエラーコード、使用したコース、洗濯物の量を伝えると状況を説明しやすくなります。

修理費用や買い替えの判断に迷う場合は、洗濯機の症状別の修理費用と買い替えの判断基準を確認してください。

まとめ

洗濯機の乾燥が終わらない、洗濯物が乾かない場合は、まず洗濯物の量、乾燥フィルター、排水経路、コース設定、設置場所の換気を確認しましょう。

お手入れや設定を見直しても改善しない場合や、温風が出ない、焦げた臭いがするなどの異常がある場合は、使用を中止してメーカーや修理業者へ相談してください。

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