洗濯機の運転中にエラーコードが表示され、電源を入れ直しても消えないと困ってしまいます。
エラーコードは、洗濯機が給水・排水・ふたの状態などに異常を検知したことを知らせる表示です。故障ではなく、蛇口の開け忘れや洗濯物の偏りなどが原因になっている場合もあります。
この記事では、洗濯機のエラーコードが消えないときの確認方法や、表示内容別の対処法、修理を依頼する目安を解説します。
煙や焦げ臭いにおい、異常な発熱、水漏れがある場合は、すぐに運転を停止してください。安全を確認してから電源プラグを抜き、メーカーや修理業者へ相談しましょう。

洗濯機のエラーコードが消えない主な原因
洗濯機のエラーコードが消えないときは、まず表示された英数字や記号を正確に確認します。
同じような表示でも、意味はメーカーや機種によって異なります。表示内容を自己判断せず、洗濯機の型番とエラーコードをメモし、取扱説明書やメーカー公式サイトで確認してください。
主な原因として、次のようなものが考えられます。
- ふたやドアが正しく閉まっていない
- 給水用の蛇口が閉まっている
- 給水ホースやフィルターが詰まっている
- 排水ホースや排水口が詰まっている
- 洗濯物が片寄っている
- 洗濯物を入れすぎている
- 一時的な制御エラーが発生している
- センサーや基板などが故障している
最初にエラーコードを記録する
対処を始める前に、表示されているエラーコードをスマートフォンで撮影するか、紙に書き留めておきましょう。
電源を切ると表示が消えてしまうことがあります。修理を依頼する場合も、エラーコードが分かると症状を伝えやすくなります。
洗濯機の型番も確認してください。一般的には、本体の側面、ふたの裏側、ドア付近などに型番が記載されたラベルがあります。
電源を入れ直して確認する
一時的な制御エラーであれば、電源を入れ直すことで表示が消える場合があります。
- 運転を停止する
- 洗濯槽の回転が完全に止まるまで待つ
- 電源を切る
- 取扱説明書に記載された時間を待つ
- もう一度電源を入れる
運転中に何度も電源プラグを抜いたり、短時間で電源の入切を繰り返したりするのは避けてください。
洗濯槽の中に水が残っている場合は、無理にふたやドアを開けないようにしましょう。大量の水が流れ出るおそれがあります。
ふた・ドアに関するエラー
ふたやドアが閉まっていないと判断された場合、運転が始まらなかったり、途中で停止したりします。
- 衣類がドアに挟まっていないか
- ふたやドアが最後まで閉まっているか
- ロック部分に糸くずや異物がないか
- チャイルドロックが設定されていないか
異物を取り除いてもエラーが消えない場合は、ドアロック部品やセンサーが故障している可能性があります。ロック部分を工具で無理に動かさないでください。
ドアが開かない場合は、洗濯機のふた・ドアが開かない原因と対処法も参考にしてください。
給水に関するエラー
給水エラーは、洗濯機へ規定時間内に水がたまらないときに表示されることがあります。
- 水道の蛇口が十分に開いているか
- 断水していないか
- 給水ホースが折れたり、つぶれたりしていないか
- 給水口のフィルターに汚れが詰まっていないか
- 寒い時期に給水経路が凍結していないか
給水ホースを取り外すときは、必ず蛇口を閉めてください。接続部分に水が残っている場合があるため、タオルや容器を用意して作業しましょう。
詳しい確認方法は、洗濯機の給水ができない原因と対処法で解説しています。
排水に関するエラー
洗濯槽の水を排出できないと、すすぎや脱水へ進めず、排水エラーが表示されます。
- 排水ホースが折れていないか
- 排水ホースがつぶれていないか
- 排水フィルターに糸くずや異物が詰まっていないか
- 排水口に汚れがたまっていないか
- 排水ホースの位置が高すぎないか
排水フィルターを開けると、洗濯機内に残った水が流れ出ることがあります。取扱説明書の手順に従い、タオルや浅い容器を準備してから作業してください。
洗濯物の片寄りや入れすぎによるエラー
洗濯物が片側に寄ると、脱水時に大きな振動が発生するため、安全機能が働いて運転が停止します。
一度電源を切り、洗濯槽が完全に止まってから衣類をほぐして入れ直してください。毛布や厚手の衣類、防水性のある製品などは片寄りやすいため注意が必要です。
洗濯物を詰め込みすぎている場合は、量を減らしてから運転を再開します。反対に、洗濯物が極端に少ない場合も片寄ることがあります。
エラーコードを解除しても再表示される場合
原因と思われる箇所を確認して電源を入れ直しても、同じエラーコードが再表示される場合は、部品の故障が考えられます。
特に、ドアロック、給水弁、排水ポンプ、水位センサー、モーター、制御基板などの不具合は、家庭での修理が難しい箇所です。
本体を分解したり、エラーを強制的に解除したりせず、メーカーまたは洗濯機の修理に対応している専門業者へ相談してください。
すぐに使用を中止した方がよい症状
次のような症状がある場合は、エラーコードが消えても使用を再開しないでください。
- 煙が出た
- 焦げ臭いにおいがする
- 電源プラグやコードが異常に熱い
- 本体の下や電源部分から水漏れしている
- 金属がぶつかるような大きな音がする
- ブレーカーが繰り返し落ちる
ぬれた手で電源プラグに触れないでください。安全に電源を切れない状態であれば、無理に洗濯機へ近づかず、専門業者へ相談しましょう。
修理を依頼するときに伝える内容
修理を依頼するときは、次の情報をまとめておくと相談がスムーズです。
- メーカー名と型番
- 表示されたエラーコード
- エラーが出た運転工程
- 電源を入れ直した後の状態
- 異音や水漏れの有無
- 購入時期と使用年数
修理するか買い替えるか迷っている場合は、洗濯機の修理費用と買い替えの判断基準も確認してください。
まとめ
洗濯機のエラーコードが消えないときは、表示内容を記録し、取扱説明書で意味を確認することが大切です。
ふたやドア、給水、排水、洗濯物の片寄りなどを確認すると、修理を依頼せずに解消できる場合があります。
同じエラーが繰り返し表示される場合や、煙・焦げ臭さ・水漏れなどがある場合は使用を中止し、メーカーや専門業者へ相談してください。



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